東京十社・品川神社

第一京浜に面した広々とした敷地の品川神社は、豊かな緑のこんもりとした丘の上に建てられた、830年あまりの歴史を持つ由緒ある鎮守様です。
品川神社は「東京十社」のひとつとして、また「東海七福神」の一社として国内外から多くの参拝者が訪れる品川の名所です。初詣・お宮参り・七五三など節目の参拝をはじめ、受験生の合格祈願、商売繁盛、安全や健康祈願などでたくさんの方々に親しませています。

最近では、Facebook、インスタグラムなどにも投稿が増えて、インスタ映え狙いと思われる外国からの旅行者の方々の姿も度々見かけます。

東京十社とは、

明治天皇が明治元年（1868）に准勅祭神社と定めて、東京の鎮護と万民の平安を祈願されたお社を東京十社と言います。

そのお社をまわることを東京十社巡りと呼び、昭和五十年（1975）、昭和天皇のご即位50年を奉祝して、元准勅祭神社である十社を巡拝する企画が立案されました。　※東京十社会HPより引用

富岡八幡宮、芝大神宮、赤坂氷川神社、日枝神社、白山神社、王子神社、根津神社、神田神社、亀戸天神社と品川神社の十社となります。

御祭神

天比理乃咩命（あめのひりのめのみこと）
宇賀之売命（うがのめのみこと）
素盞嗚尊（すさのおのみこと）

御由緒

1187年（文治三年）、源頼朝が海上交通の安全と、祈願成就の守護神として、安房国の洲崎明神である天比理乃咩命を勧請し、品川大明神と称したとされています。
1319年（元応元年）には、北条高時の臣二階堂貞藤（道蘊）が、産業の守護神として、宇賀之売命を勧請し社地を吉端岡と命名、 1478年（文明十年）には、太田道灌が、風水害、疫病、歌謡の守護神として、素盞雄尊を勧請し、６月の天王祭が始まったと言われています。

品川神社の見どころ〈縁起物〉

境内には、金運アップのご利益があるとされる「一粒萬倍のご神水（いちりゅうまんばいのごしんすい）」をはじめ、霊峰富士のご利益を期待してしまう『品川富士』富士塚、七福神様など縁起物がずらりと揃うパワースポットです。訪れた際には、ぜひ、ひと回りしてみてください。